インプラントの構造・仕組み
インプラントとは
インプラントとは、歯を失った箇所に人工歯根(チタン製の歯の根っこ=インプラント体)を埋入する治療法です。歯の見た目と機能の回復をはかります。失った歯を補う治療法としては、インプラントの他に入れ歯やブリッジなどの方法もありますが、インプラントはより「自然な見た目」に仕上がることが期待できます。また、自分の歯に近い快適な噛み心地を得られるなど、他の治療法と比較しても様々な優れた利点を持ち合わせているのも特徴です。そうした特徴から、インプラントは「第二の永久歯」とも称され、半世紀以上にわたり国内外で研究・開発が進められている歯科治療となります。
インプラントの仕組み・構造
とは?
インプラントの仕組み
インプラント治療は、あごの骨にインプラント体(人工の歯の根)を埋入し、その上に被せ物(人工歯)を取り付けることで歯の見た目と機能を補う仕組みとなっています。また、インプラントの構造や仕組みについては、メーカーによっても違いはありますが、基本的には以下3つのパーツで構成されています。
- 上部構造(被せ物/人工歯)
- アバットメント(被せ物の土台)
- インプラント体(人工歯根/フィクスチャー)
各パーツの役割・特徴について
上部構造(被せ物/人工歯)
インプラントにおける「上部構造」とは、インプラントの最上部に設置する被せ物(人工歯)のことです。インプラント体とアバットメントの上に取り付け、患者様がお使いになる「歯」の部分となります。インプラント治療後は、この上部構造が食べ物を咀嚼する役割を担い、またお口を開いたときに外から見える部分でもあります。患者様の噛み合わせや周りの歯とのバランスなども考慮しながら、素材の強度や色味などを調整して使用します。
アバットメント
インプラントにおける「アバットメント」とは、インプラント体と上部構造(被せ物)を接続する小さなパーツです。インプラント体の上にアバットメントを装着し、その上に上部構造(被せ物)を取り付けてインプラントは完成します。アバットメントには高さを調節する役割もあります。患者様の歯肉の厚さや噛み合わせなども考慮し、最適な形状のものを選択して使用します。また、症例は限られますがアバットメントがないタイプのインプラントシステムもあります。
インプラント体(人工歯根/フィクスチャー)
インプラントにおける「インプラント体」とは、歯の根の役割を担うインプラントの土台となる部分です。「人工歯根」や「フィクスチャー」とも呼ばれます。インプラント体の形状は、ネジのような形をしているスクリュータイプのものがオーソドックスです。インプラント体と骨の接触面積を増やす構造により、顎の骨との結合性・安定性を高めています。サイズは様々あり患者様の症例に合わせて最適なものを選択します。素材はチタンまたはチタン合金製のものが主流であり、様々な医療シーンで活用されている生体親和性の高い素材を用いることで、アレルギー反応の少ない・腐食しにくく長持ちしやすい特徴があります。
インプラント「上部構造」の
素材について
インプラントの上部構造は、治療後に患者様がお使いになる「歯」の部分がこれに当たります。上部構造の素材にもさまざまな種類があり、その特徴もそれぞれ異なるため、患者様のお口の状態やご希望に合わせて選択することができます。
インプラント上部構造の主な種類
・特徴
ハイブリッドクラウン
セラミックとレジン(プラスチック)を混ぜ合わせた素材で作られた上部構造です。自分の歯に近い色合いを再現できます。比較的やや割れやすい性質があるため適応には限りがあります。
メタルボンド(MB)
メタルボンドは、中が金属で外は陶材(ポーセレン・セラミック)を用いて作られている上部構造です。自然の歯に近い見た目であり、かつ高い強度を保ちやすい特徴があります。金属を含むため、金属アレルギーの方には不向きとなります。
ジルコニアセラミック
人工ダイヤモンドとも称されるジルコニアの強度を活かした上部構造です。固いものを噛んでも被せ物が壊れにくい優れた耐久性が特徴です。より自然な色味を再現可能な最上級のプレミアムジルコニアなど、適用箇所やご希望に合わせてお選びいただけます。
美しく快適な歯(上部構造)に仕上げる「ダブルドクター体制」
インプラントの上部構造は、患者様にとって普段から目に見つきやすい部分であり、食事や発音にも影響する重要な役割を担っています。そのため、審美性・機能性ともにお口の全体のバランス等も考慮しながら最適なものを緻密に設置する必要性があります。そこで当院では、「歯科口腔外科医(インプラント専門ドクター)」と「補綴担当医(被せ物や義歯の専門ドクター)」とが連携したダブルドクター体制を採用しております。
インプラントと骨が安定する埋入位置を見極める「歯科口腔外科医(インプラント専門ドクター)」と、最終の歯となる人工歯を快適に美しく仕上げることを得意とする「補綴担当医(被せ物や義歯の専門ドクター)」の2名の歯科医師が精密な治療を行います。東京の歯医者 千賀デンタルクリニックのインプラント専門外来では、異なる分野のスペシャリストが密に連携をはかることで、オペの安全性を最大限に高め、そして、一人ひとりのお口に美しくフィットした歯を入れることを実現としています。
上の歯だけインプラントは
可能?
上の歯だけインプラントにすることも勿論可能です。インプラントを希望される患者様は、「上の歯だけ(または下の歯だけ)インプラントしたい」という方や、「歯1本だけインプラントしたい」という方、「2〜3本など複数、または全部の歯をインプラントしたい」という方までご要望は様々となります。当院のインプラント治療は、歯が1本だけないケースから、全部の歯がないケースまで幅広く治療に対応可能です。患者様のお口の状態やご希望によって最適な治療法や素材等は異なりますので、少しでも不安なことや疑問に思うことがありましたら、ぜひ私たちインプラント専門ドクターに気軽にご相談いただければ幸いです。
インプラント オールオン4の
メリット
お身体の負担が少なくて済む
従来法と比べ、インプラント オールオン4は手術時間を短くできることに加え、基本的に骨移植の必要がないため合併症のリスクを低減できます。術後における治療箇所の腫れや痛みなどの症状や身体への負担も軽減することが可能です。
手術時間・治療期間が短くて済む
インプラント オールオン4は、全ての歯がない人も基本的に片顎あたり最少4本のインプラントで済むため、従来法と比べ埋入手術を短い時間で終えることができます。全体の治療期間も短くすることが可能です。
治療の費用負担を軽減できる
従来のインプラント治療法の場合、全部または多数の歯を失っている方はインプラントの本数も多くなり治療費の総額も大きくなっていました。インプラント オールオン4は、片顎あたり最少4本のインプラントで済み、骨移植の費用もかからないことから治療費の負担軽減が可能です。
即日で仮歯を入れられる
従来法で多数のインプラントを入れる場合、手術は複数回・長期間にわたって行われ、歯が入るまで数ヶ月待たなければならないケースもありました。インプラント オールオン4であれば、症例によっては抜歯からインプラント体の埋入、仮歯の装着までを半日〜1日で行うことも多く、治療したその日の夜もしくは翌日から仮歯で軽い食事をとることが期待できます。
インプラントをご検討中の方へ
専門ドクターによる、痛みや仕上がりにも配慮した
安心のインプラント治療
インプラント治療の専門家医が在籍する東京の歯医者「千賀デンタルクリニック」には、歯を失ってお悩みの患者様が多数来院されています。当院では、一人ひとりの患者様の不安な気持ちに寄り添い、症状やご希望に合わせた最適な治療プランをご提案しております。実績ある専門ドクターが治療を担当いたしますので、「1本埋入」から「複数本・全部の歯の埋入」のインプラント治療、「手術の痛み」や「最終的な仕上がりが不安」という方も安心してお任せいただけます。
「まずは診察や相談から」、気軽に
当院へ
当院で診察を受けたから必ず治療を受けなくてはいけないということも勿論ございませんので、「まずは診察や相談から…」という方も、ぜひお気軽に当院にいらしてください。そのお悩みを解決するために、ドクター・スタッフともに誠心誠意お応えいたします。
記事の筆者情報
経 歴
- 日本歯科大学 生命歯学部 卒業
- 三井記念病院 歯科・歯科口腔外科 入職
- 西新井医院 開院
- 医療法人社団誓栄会 設立
- 相模大野医院 開院
- 分倍河原医院 開院
- 巣鴨医院 開院
- 南浦和医院 開院
所属学会
- 日本口腔外科学会認定医
- 日本口腔外科学会総会 演題発表
- ストローマンインプラントセミナー開催
- 顎口腔機能再建インプラント学会
- 国際口腔インプラント学会 会員
- ICLSプロバイダー
- 歯髄バンク認定医
- ストローマンインプラント公認インストラクター
- ストローマンインプラントウェビナー講師
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インプラントの骨造成とは?
歯科インプラントの「骨造成」とは、歯周病や加齢などの理由で溶けたり退化した顎の骨を、高度な医療技術によって再生をはかる(骨を造る)治療方法です。骨再生治療などと呼ばれることもあります。
「骨が足りない」方も骨造成でインプラント治療が可能に
インプラントを長期にわたり安定させるには「顎の骨の厚みが充分にあること」が重要です。
しかし、歯周病や歯が抜けた状態を長期間放置していたことなどの原因により、顎の骨が著しく痩せてしまっている患者様もいらっしゃいます。
骨が足りない状態のままではインプラント治療の安全性を担保することができないことから、骨造成の治療に対応していない一般歯科医院では「骨が薄いのでインプラントはできない」と診断されることがあるのです。
インプラントの骨造成に対応できる専門性の高い歯科医院であれば、減少した顎の骨を人工骨や専用の薬剤などを用いて再生をはかり、歯を支える役割を果たす人工歯根(インプラント体)を安全に埋入できる状態へとお口の土台を整えることが期待できます。
骨造成を行うことで充分な骨の量を確保し、骨量が不足していた方もインプラント治療を安全に適応できるようになる可能性があります。
インプラント治療について詳しく知りたい方は、以下のリンク先をご覧ください。
インプラント治療とは?
骨造成インプラントの特徴(メリット)
治療の適応と安全性の向上
骨造成によって充分な骨量に増やすことで、骨が足りない方もインプラント治療が適応可能となり、より安全確実性の高いインプラント治療が期待できます。
長期にわたる安定性が高まる
骨造成で骨を増やすことで、埋入したインプラントが抜け落ちるリスクを低減します。
術後は定期的なメンテナンス継続することで、長期間にわたり安心してインプラントを使用していただけることが期待できます。
審美性(見た目)の改善にも
骨が不足している部位は歯茎が下がり、審美性を損なってしまう場合がありますが、骨造成で骨を確保することで歯と歯茎のバランスが改善し、口元の審美性を高めることにもつながります。
骨造成インプラントの注意点(リスクやデメリット)
通常より治療期間が長い
骨造成は外科手術で自家骨や骨補填材などを填入した後、骨として再生されるまで数ヶ月の期間をおく必要があります。
そのため通常のインプラント治療と比べると全体の治療期間が長くなることが一般的です。
適応が難しいケースがある
患者様によっては、骨造成を行なった後の治癒がうまくいかない可能性があります。
例えば、全身疾患などをお持ちの方や、喫煙などの習慣のある場合です。
適応が難しい場合は入れ歯やブリッジなど、別な治療方法を提案させていただくこともあります。
インプラント「骨造成」の費用
(治療費・料金・期間の目安)
骨造成(骨再生治療)にはいくつか種類があり、患者様のお口の状態等によって最適な方法が選択されます。
治療にかかる費用や期間についても、患者様によって異なります。
上顎の奥歯の骨が少ない場合の骨造成法
ソケットリフト
上顎奥歯の骨の厚みが5mm程度以上残っている場合、インプラントの埋入孔を利用して骨を増やすソケットリフトを併用することで、インプラント治療が可能になるケースがあります。
柔らかい骨質を利用して垂直方向に上顎洞側に骨を押し上げたり、人工骨などを注入することで骨を増大させることができる治療法です。
治療費用の目安
30,000~130,000円前後
治療期間の目安
3ヶ月程度
サイナスリフト
上顎奥歯の骨の厚みが5mmより少ない場合や、多数の歯が欠損している場合には、歯が生えていた部分の側面の歯茎から施術を行い、上顎の骨の上部にある空洞(サイナス)の粘膜を持ち上げて移植骨で充満させることで、インプラントを植立する骨の高さを得る治療法です。
治療費用の目安
150,000~300,000円程度
治療期間の目安
6ヶ月程度
その他の骨再生治療法について
GBRの方法・治療期間・費用
GBR(Guided Bone Regeneration)は骨誘導再生術と呼ばれるものです。
骨が不足している部分に自家骨(ご自身の骨)や人工骨、骨補填材などを填入し、「メンブレン」という薄い膜を設置して縫合します。これにより骨の形成を促進します。
治療費用の目安
100,000~150,000円前後
治療期間の目安
6~10ヶ月程度
ボーングラフト
ボーングラフトはGBRを適応できない場合や、骨の厚みが広い範囲で薄くなっているケースなどに行う骨造成となります。
オトガイ(顎の先の部分)や親知らずの周囲などからブロック状の骨を削り出して用いることで、高い骨造成効果の獲得が期待できます。
治療費用の目安
50,000~300,000円前後
治療期間の目安
6ヶ月程度
他院でインプラントを断られた方へ
こんなお悩みありませんか
骨が足りないのでインプラントはできないと診断された
重度歯周病と診断された
なるべく早く治療したい
痛みや不安の少ないインプラント治療を受けたい
費用面の相談にも親身に乗ってくれる医院がいい
実力のある専門ドクターの治療を受けたい 等
インプラント治療をしたいけど「どこに相談すれば良いかわからない。」そんな方も東京の歯医者「千賀デンタルクリニック」のインプラント専門外来へどうぞお気軽にご相談ください。
失敗できないインプラント治療だからこそ、実績あるドクターに相談することを強くおすすめいたします。
インプラントをご検討中の方へ(相談予約・カウンセリングのご案内)
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記事の筆者情報 千賀 誓人医療法人誓栄会 理事長経 歴日本歯科大学 生命歯学部 卒業三井記念病院 歯科・歯科口腔外科 入職西新井医院 開院医療法人社団誓栄会 設立相模大野医院 開院分倍河原医院 開院巣鴨医院 開院南浦和医院 開院所属学会日本口腔外科学会認定医日本口腔外科学会総会 演題発表ストローマンインプラントセミナー開催顎口腔機能再建インプラント学会国際口腔インプラント学会 会員ICLSプロバイダー歯髄バンク認定医ストローマンインプラント公認インストラクターストローマンインプラントウェビナー講師
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インプラントの「抜歯即時埋入」とは
歯科インプラント治療の術式(手術の方法)の一つに、「抜歯即時埋入」があります。抜歯即時埋入インプラントとは、抜歯後すぐにインプラント体の埋入手術を行う術式です。
通常の抜歯を伴うインプラントオペでは、抜歯後の治癒を待ってからインプラント体の埋入を行なっていました(抜歯後3〜4ヶ月程度)。
近年ではインプラントや医療技術の進歩により、一定の条件を満たせば、抜歯した即日(当日)にインプラント体を埋入できるケースも多くなってきています。これが「抜歯即時埋入インプラント」です。
抜歯後の骨の組織が治ろうとする反応(これを治癒機転と言います)を利用することで、インプラント体(人工歯根)と顎の骨との結合がより強く促進されるという近年の研究データに基づく方法となります。
抜歯即時埋入インプラントの
メリット・デメリットについて
インプラント抜歯即時埋入法の主なメリット
身体への負担を軽減
抜歯即時埋入インプラントでは抜歯窩(歯を抜いた後の穴)を利用するので、従来のように歯肉を切開する必要がありません。
手術の回数も減らせるため、通常のインプラントオペよりも患者様の心身への負担を軽減できます。
治療期間の短縮
抜歯即時埋入インプラントは従来法と比べて治療期間を数ヶ月程度短縮できる場合があります。
抜歯後の治癒期間を待つ必要がなく、インプラント体の埋入から仮歯の装着までを当日にできるケースも多くあります。
骨吸収のリスクを低減
抜歯後の歯槽骨(歯を支える骨)は噛む刺激がなくなることで、骨量が減少してしまう骨吸収が起こる可能性があり、従来の方法ではインプラント体を埋入する前に骨を増やす処置が必要になるケースがありました。
抜歯即時埋入インプラントは歯が抜けたままの状態の期間を短縮できるため、このような骨吸収のリスクを下げることにも繋がります。
インプラント抜歯即時埋入法の主なデメリット(注意点)
適応には一定の条件がある
インプラントの抜歯即時埋入を行うには、いくつか条件がございます。
・骨量が充分であること
・重度の歯周病・虫歯がないこと など
また、骨の状態が良くない場合には、抜歯後に骨造成といった必要な治療をしてからインプラント手術を行うこととなります。
歯ぎしり、食いしばり癖のある方や、噛み合わせが悪い場合なども抜歯即時埋入インプラントを適応できないことがあります。インプラント埋入直後に過度な力がかかってしまうと、オッセオインテグレーション(インプラント体のチタンと顎の骨が結合すること)が得られない可能性があるためです。その場合、通常の方法でのインプラント治療を検討することとなります。
適応の可否については患者様個人での判断は難しいものですので、一度お気軽に東京の歯医者「千賀デンタルクリニック」のインプラント専門外来にご相談ください。
「即時埋入」と「即時荷重」インプラントの違いとは?
インプラント治療の「抜歯即時埋入」とあわせて「即時荷重インプラント」についてご質問をいただくことがあります。
歯科インプラントの即時荷重とは、インプラント体を埋入した後、すぐに仮歯を装着する治療方法のことです。医院によっては「即日インプラント」や「1Dayトリートメント/1Dayインプラント」などと呼ぶこともあります。
通常のインプラント治療では、インプラント体を埋入する手術後、被せ物をつけるまでに数ヶ月の治癒期間をおくのが一般的ですが、即時荷重インプラントでは埋入手術をしたその日のうちに、仮歯をとりつけるところまで済ませることが可能です。
ただし、こちらの方法も患者様の顎の骨が充分であることや、術者に精度の高い治療技術が求められるなど一定の条件を満たす必要があります。適応できれば患者様の治療負担を軽減することが期待できます。
インプラントの仮歯について詳しく知りたい方は、以下のリンク先をご覧ください。
インプラントの仮歯とは?
「抜歯即時埋入」インプラント治療の費用
(値段・価格・料金相場)
患者様のお口の状態によって異なりますが、抜歯即時埋入インプラントの費用相場はインプラント埋入手術費用とは別に、20,000円〜70,000円くらいが一般的な目安となります。
費用の総額や内訳、お見積もりが知りたいという方もお気軽に当院のインプラント相談にお越しください。
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専門ドクターによる、痛みや仕上がりにも配慮した安心のインプラント治療
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ダブルドクターがインプラント治療を成功に導きます当院では、インプラントと骨が安定する埋入位置を見極める「歯科口腔外科医(インプラント専門ドクター)」と、最終の歯となる人工歯を快適に美しく仕上げることを得意とする「補綴担当医(被せ物や義歯の専門ドクター)」の2名の担当医が治療を行います。異分野のスペシャリストが密に連携をとることで、オペの安全性を最大限に高め、一人ひとりのお口に美しくフィットした歯を入れることを可能としています。そして、なるべく短時間で、かつ痛みや負担の少ない手術をご提供しております。
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インプラントで全部の歯を治療できる?(総インプラントは可能?)
インプラントは上下全部の歯を入れること(適応)も可能です。
総入れ歯でよく聞かれる「見た目の目立ちやすさ」や「食べ物が挟まりやすい」「顎の骨が痩せやすい」などのデメリットも、インプラントであれば多くのケースで解消することが期待できます。
インプラントと総入れ歯の違いについて
全部または多くの歯を失った際の治療方法として、主にインプラントと入れ歯の2つの治療方法があります。
インプラント治療とは?
歯科のインプラントとは、歯を失った箇所にインプラント体(人工歯根)を埋入し、それを土台にしてセラミックなどの人工歯(被せ物)を取り付ける治療法です。
インプラントは1本〜全部の歯を失った方まで広く適応することができます。
入れ歯(義歯)治療とは?
入れ歯とは、失った自身の歯に代わる人工の歯のことで「義歯(ぎし)」とも呼ばれる装置です。
入れ歯の種類には、大きく分けて「総入れ歯」と「部分入れ歯」の2種類があります。
インプラントと総入れ歯の主な違い(メリット・デメリット比較)
総入れ歯
インプラント
使用感
装置がズレたり、間に食べ物が挟まりやすい場合がある
自分の歯のような安定した噛み心地が期待できる
見た目
顎の骨の吸収が進み、口元が痩せて見える場合がある
顎の骨の吸収を防ぎ、若々しい口元を保ちやすい
治療期間
比較的短い
比較的長い(外科手術が必要)
顎の骨への影響
顎の骨が痩せやすい
顎の骨が痩せにくい
インプラントと総入れ歯の費用相場の違い
一般的なインプラントと入れ歯(義歯)の費用相場は、インプラントが300,000円〜500,000円程度(1本あたり)、部分入れ歯・総入れ歯が5,000円〜20,000円程度(片顎あたり※保険適用の場合)となります。
患者様のお口の状態によっても治療費の総額は異なります。
また、全部または多くの歯を失っている人や、すでに総入れ歯を使用中の人には「オールオン4(All-on-4、オールオンフォー)」という治療方法も選択肢の一つとなります。
インプラントで全部の歯を入れたい方に選ばれている「オールオン4」とは
費用や身体への負担を軽減できる総インプラント治療法
オールオン4(オールオンフォー)は、片顎4本のインプラントで前歯から奥歯まで一体となった人工歯をしっかりと固定できるシステムです。
従来のインプラントと比べて、全ての歯を失っている場合も治療にかかる費用・期間・身体への負担を軽減することが可能です。
また、オールオン4では骨の厚みのある部分を選んでインプラントを埋入可能なことから、顎の骨がやせている方も骨造成などの必要もなく適応できる場合があります。
なお、お口の状態によっては、片顎6本のインプラントで全部の歯を治療するケース(All-on-6/オールオンシックス)もあります。
オールオン4の主な特徴(通常のインプラントとの比較)
お身体の負担が少なくて済む
従来法と比べ、インプラント オールオン4は手術時間を短くできることに加え、基本的に骨移植の必要がないため合併症のリスクを低減できます。
術後における治療箇所の腫れや痛みなどの症状や身体への負担も軽減することが可能です。
手術時間・治療期間が短くて済む
インプラント オールオン4は、全ての歯がない人も基本的に片顎あたり最少4本のインプラントで済むため、従来法と比べ埋入手術を短い時間で終えることができます。
全体の治療期間も短くすることが可能です。
治療の費用負担を軽減できる
従来のインプラント治療法の場合、全部または多数の歯を失っている方はインプラントの本数も多くなり治療費の総額も大きくなっていました。
インプラント オールオン4は、片顎あたり最少4本のインプラントで済み、骨移植の費用もかからないことから治療費の負担軽減が可能です。
即日で仮歯を入れられる
従来法で多数のインプラントを入れる場合、手術は複数回・長期間にわたって行われ、歯が入るまで数ヶ月待たなければならないケースもありました。
インプラント オールオン4であれば、症例によっては抜歯からインプラント体の埋入、仮歯の装着までを半日〜1日で行うことも多く、治療したその日の夜もしくは翌日から仮歯で軽い食事をとることが期待できます。
治療を行える医療機関が限られる
オールオン4は通常のインプラントよりも高度な技術と知識が求められる治療法のため、オールオン4治療を的確に提供できる医院は限られているのが現状です。
東京の歯医者 千賀デンタルクリニックのインプラント専門外来では、通常のインプラントはもちろん、オールオン4治療にも対応可能です。患者様の症状、ご要望に合わせて最適な治療をご提供しております。
オールオン4治療については、以下のリンク先もご覧ください。
オールオン4とは?
インプラント「オールオン4」の費用相場
インプラント オールオン4治療にかかる一般的な費用相場は、片顎(上または下顎)あたり210〜300万円程です。
治療費の総額は、患者様のお口の状態、上部構造(被せ物)の素材、追加処置の有無等によって変動します。
また、オールオン4を含めインプラント治療にかかる費用は、患者様の症状だけでなく、治療を行う医療機関によっても総額は異なります。同時に、医師の治療技術や治療方針、使用する設備やインプラントメーカーなども医院によって異なるため、実際の治療成績や精度にも開きが生じています。
そのためインプラントやオールオン4治療を検討される際には、まず事前にカウンセリングを受けて医院や医師の信頼性を充分にご確認の上、選択されることをおすすめしております。
オールオン4治療の費用について詳しく知りたい方は、以下のリンク先もご覧ください。
オールオン4治療の費用はいくら?
総インプラントにしている芸能人について
「インプラントをしている芸能人や有名人はいる?」と、気になる方もいらっしゃるかと思います。
SNSやメディアでお見かけするインフルエンサーやタレント、アイドル、アナウンサーや俳優の方々は、「歯並びもよく白い美しい歯」と感じたことが一度はあるのではないでしょうか。
インプラントの箇所や総本数までは言及されていませんが、有吉弘行さん、岡村隆史(ナインティナイン)さん、イモト アヤコさん、和田アキ子さん、木村拓哉さんをはじめ、実際にインプラント治療を受けたことをメディア等で公言されている芸能人や著名人の方もいらっしゃいます。
総インプラントか総入れ歯で迷っている方へ(相談予約・カウンセリングのご案内)
専門ドクターによる、痛みや仕上がりにも配慮した安心のインプラント治療
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記事の筆者情報 千賀 誓人医療法人誓栄会 理事長経 歴日本歯科大学 生命歯学部 卒業三井記念病院 歯科・歯科口腔外科 入職西新井医院 開院医療法人社団誓栄会 設立相模大野医院 開院分倍河原医院 開院巣鴨医院 開院南浦和医院 開院所属学会日本口腔外科学会認定医日本口腔外科学会総会 演題発表ストローマンインプラントセミナー開催顎口腔機能再建インプラント学会国際口腔インプラント学会 会員ICLSプロバイダー歯髄バンク認定医ストローマンインプラント公認インストラクターストローマンインプラントウェビナー講師
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インプラントと差し歯の違いって何?歯科の治療法として「差し歯」や「インプラント」は知ってるけど、実際にどのような違いがあるのか疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。インプラントと差し歯の大きな違いは、患者様ご自身の歯根(歯を支える根っこ部分)が残っているか否かがポイントとなります。ご自身の歯根が残っている、または残せる箇所には「差し歯」で治療可能です。一方、歯根が残っていない(残せない・抜歯した)箇所には、「インプラント」治療で人工の歯根を埋入して歯を再建することが可能です。残っている歯根が保存可能であれば「差し歯」、完全に抜歯の歯に対しては「インプラント」が選択肢となります。インプラントと差し歯の違い:治療方法・適応症例
「インプラント」治療の特徴・適応について
歯科のインプラント治療とは、歯を失った箇所に人工歯根(チタン製の歯の根っこ=インプラント体)を埋入する治療法です。歯の見た目と機能の回復をはかります。失った歯を補う治療法としては、インプラントの他に入れ歯やブリッジなどの方法もありますが、インプラントはより「自然な見た目」に仕上がることが期待できます。また、自分の歯に近い快適な噛み心地を得られなど、他の治療法と比較しても様々な優れた利点を持ち合わせているのも特徴です。残っている歯根を保存できない場合、また歯根が残っていても抜歯を選択することでインプラント治療を適応可能です。
「差し歯」治療の特徴・適応について
差し歯とは、虫歯などで歯を大きく削った後に被せる人工歯のことを指します。近年では「被せ物(クラウン)」と呼ばれていることも多く、歯科補綴物(ほてつぶつ)の一種です。人口歯に土台となる心棒(ポスト)をつけて、根っこに差し込む形で治療を行うことから「差し歯」と呼ばれていました。
差し歯の治療は、歯の見えている上の部分だけ失った時に適応可能な治療法ですので、治療したい歯が根元ごとない場合や、根元があっても虫歯や歯周病などによって残すことが困難と判断される場合には、差し歯による治療は適応不可となります。
インプラントと差し歯の違い:メリット・デメリット
どのような治療法にも、やはりメリットとデメリットはあります。当院では、患者様が将来を見据えて本当に安心・納得できる方法を選んでいただけるよう、丁寧な説明を重視しております。
差し歯の主なメリット
1)保険適用も可能な治療
差し歯(被せ物)の素材には保険診療でできる金属やプラスチック製のものから、自由診療のセラミックやジルコニアまで選択可能です。保険適用の素材を選択することで、治療費を安く抑えることができます。
2)治療期間が比較的短い
期間は症状や治療内容にもよりますが、インプラントと比較すると治療期間が比較的早く済むところもメリットとしてあげられるでしょう。
3)外科手術の必要がない
差し歯の治療は外科手術など大掛かりな治療を行う必要がないため、一般的な歯科医院でも治療可能なケースが多いです。
差し歯の主なデメリット
1)見た目や耐久性の問題
保険適用の素材を選択した場合、見た目が目立ちやすかったり、着色しやすい、割れやすい、他の歯に負担をかけてしまうなどの問題が考えられます。ご心配な方は自由診療のセラミック等の素材を選択することで、そうした不安の解消が期待できます。
2)虫歯再発のリスク
特に神経をとった歯は、歯根に虫歯ができても気づきづらいという側面があります。気づいた時には重症化しているケースも多いため注意が必要です。
3)適応できないケースがある
一見するとご自身の歯根が残っている場合でも、きちんと検査をしてみると歯根に差し歯を支える力がないことで適応が難しいケースもあります。
インプラント治療の主なメリット
1)天然歯に近い咬み心地を得られる
インプラント(人工歯根)は生体親和性の高いチタンでできているので、埋入後は顎の骨としっかり結合します。そのため硬いものでも咬みやすくなり、自分の歯に近い感覚で食べたいものを安心して食べられることが期待できます。
2)仕上がりが自然で美しい
天然歯に近い透明感と強度を持つセラミックやジルコニア製の人工歯を用いることで、美しく自然な見た目が手に入ります。近くで見られても、治療したことがほとんどわかりません。
3)周囲の歯に負担がかかりにくい
隣の歯を支えとする入れ歯やブリッジとは異なり、インプラントは周囲の健康な歯に余計な負担をかけることがありません。将来的に残っている健康な歯を維持しやすくなります。
4)顎の骨が痩せにくい
咬んだときの刺激がインプラントから骨にしっかりと伝わるので、骨吸収(顎の骨が減っていく現象)を抑える効果が期待できます。入れ歯やブリッジに比べて顎の骨が痩せにくくなり、顎周りの若々しいイメージを保ちやすくなることも期待できます。
インプラント治療の主なデメリット
1)保険適用外の治療
インプラント治療は、原則として保険が適用されない治療(自由診療・自費治療)となりますので、保険適用の入れ歯などの治療と比べると費用負担が大きくなります。ただし、インプラント治療は基本的に医療費控除の対象となるため、手続きを行うことで医療費の一部が還付され、費用負担を軽減できる場合があります。
2)インプラント周囲炎のリスク
インプラント周囲炎とは、インプラント周辺の組織が歯周病に感染した状態です。インプラントも天然歯と同じように、毎日の適切なブラッシングでお手入れし、定期的に歯科医院でメインテナンスを受けることで、インプラント周囲炎の予防を行うことが非常に重要です。
インプラントと差し歯の違い:費用相場(値段・価格・料金・相場)
ここでは、一般的なインプラント、差し歯の治療にかかる費用相場についてご紹介します。実際の治療にかかる費用は患者様のお口の状態や治療内容によって異なりますので、気になる方はお気軽にご相談ください。
差し歯の費用相場
保険診療(保険適用3割負担の場合)
銀歯/金銀パラジウム合金
3,000円~6,000円前後
CAD&CAM冠
6,000円~8,000円前後
自由診療(保険適用外の場合)
オールセラミッククラウンの費用相場
80,000円~190,000円前後
ジルコニアセラミッククラウンの費用相場
140,000円~190,000円前後
また、同じ「セラミックの被せ物」であっても医院によって材料や料金には違いがあります。事前に確認することをおすすめします。
インプラントの費用相場
近年の東京のインプラント治療にかかる費用相場は、1本あたり30万円~50万円前後となります。治療費の総額は、患者様のお口の状態、上部構造(被せ物)の素材、追加処置の有無等によって変動します。
東京のインプラント専門ドクター千賀デンタルのインプラント治療費
当院では、1本から全部の歯の治療が必要な方まで難症例を含む豊富なインプラント治療実績がございます。「月々の負担を抑えながらインプラント治療を受けたい」という患者様にお応えできるよう、デンタルローンによる分割払いもご利用いただけます。
当院インプラント1本あたりの費用・お支払い例セミラックの人工歯+ストローマンインプラント治療費用 月々9,200円~*※デンタルローン(60回分割払い)の場合。別途分割手数料がかかります。セラミックの人工歯の特徴千賀デンタルクリニックでは、インプラントと手術費用に加え、人工歯もセットの金額でご提供しております。審美性に優れ、汚れが付きにくく、変色しにくい。歯肉や歯質への黒ずみも心配もないお身体にも優しい素材です。世界シェアNo.1「ストローマン」インプラントを使用国内外には数百のインプラントメーカーがあり、その品質も様々。中でも、ストローマンインプラントは70ヵ国以上で導入され、世界でもトップクラスのシェアを誇る信頼性の高いインプラントシステムです。ストローマンインプラントは、50年にわたる研究と開発の成果に支えられ、これまでに1,300万本以上が世界中で使用されている実績があります。
インプラントをご検討中の方へ(相談予約・カウンセリングのご案内)専門ドクターによる、痛みや仕上がりにも配慮した安心のインプラント治療インプラント治療の専門家医が在籍する東京の歯医者「千賀デンタルクリニック」には、歯を失ってお悩みの患者様が多数来院されています。当院では、一人ひとりの患者様の不安な気持ちに寄り添い、症状やご希望に合わせた最適な治療プランをご提案しております。実績ある専門ドクターが治療を担当いたしますので、「1本埋入」から「複数本・全部の歯の埋入」のインプラント治療、「手術の痛み」や「最終的な仕上がりが不安」という方も安心してお任せいただけます。ダブルドクターがインプラント治療を成功に導きます当院では、インプラントと骨が安定する埋入位置を見極める「歯科口腔外科医(インプラント専門ドクター)」と、最終の歯となる人工歯を快適に美しく仕上げることを得意とする「補綴担当医(被せ物や義歯の専門ドクター)」の2名の担当医が治療を行います。異分野のスペシャリストが密に連携をとることで、オペの安全性を最大限に高め、一人ひとりのお口に美しくフィットした歯を入れることを可能としています。そして、なるべく短時間で、かつ痛みや負担の少ない手術をご提供しております。「まずは診察や相談から」、気軽に当院へ当院で診察を受けたから必ず治療を受けなくてはいけないということも勿論ございませんので、「まずは診察や相談から…」という方も、ぜひお気軽に当院にいらしてください。そのお悩みを解決するために、ドクター・スタッフともに誠心誠意お応えいたします。記事の筆者情報 千賀 誓人医療法人誓栄会 理事長経 歴日本歯科大学 生命歯学部 卒業三井記念病院 歯科・歯科口腔外科 入職西新井医院 開院医療法人社団誓栄会 設立相模大野医院 開院分倍河原医院 開院巣鴨医院 開院南浦和医院 開院所属学会日本口腔外科学会認定医日本口腔外科学会総会 演題発表ストローマンインプラントセミナー開催顎口腔機能再建インプラント学会国際口腔インプラント学会 会員ICLSプロバイダー歯髄バンク認定医ストローマンインプラント公認インストラクターストローマンインプラントウェビナー講師
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インプラント治療中の仮歯ってなに?インプラント治療における「仮歯」とは、最終的に装着する人工歯(上部構造/被せ物)の代わりとして、一定間、歯が無い状態をカバーする仮の歯のことです。歯科インプラント治療では、埋入手術後しばらくを仮歯で過ごしていただく期間があります。インプラント治療の仮歯の役割・目的とは?インプラント治療中に仮歯を入れる目的として、主に以下3つが挙げられます。
1)歯並び・噛み合わせを保つ
歯がない状態がしばらく続いてしまうと、周辺の歯がすき間を埋めるように少しずつ移動し歯並びや噛み合わせが悪くなる原因になりえます。仮歯をしておくことで、こうした歯並びの変化や噛み合わせの悪化を防ぐ目的があります。
2)患部を保護する
口の中には虫歯や歯周病の原因となる菌が多数存在します。仮歯を使用することで傷口を保護し、インプラント体の結合を阻害する細菌感染予防の役割を果たします。
3)見た目や発音を保つ
インプラント治療後に仮歯を使用しない場合、治療箇所に本歯(最終的な人工歯)が入るまでの期間を歯が無い状態で過ごすことになります。仮歯を使用することで術後の期間も自然な見た目を保ち、また息もれを防止することで発音を保つことにもつながります。
インプラントで仮歯を使用する期間はどれくらい?
インプラント治療では、術後にインプラント体(人工歯根)が顎の骨や周辺組織としっかり結合するための治癒期間を置きます。この期間中に仮歯を入れます。インプラント体を埋入後、通常3~6ヶ月間は最終的な人工歯(上部構造)を装着することができませんので、インプラント体が骨や周辺組織としっかり結合したと確認できるまでのこの期間を仮歯で過ごすこととなります。
また、仮歯を使用する期間は患者様の状態や治療内容などによっても異なりますので、詳しくは担当医にご確認ください。
インプラントの仮歯の値段はいくら?(料金・費用・金額・相場)
インプラント治療の仮歯の値段は、1本あたり1万円~5万円前後が目安となります。仮歯の材質もいくつかあり、使用する材料によって費用が異なります。また、歯科医院によってはインプラントの人工歯(上部構造)の値段に仮歯が含まれている場合もありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。
インプラント治療の仮歯がとれた場合の対処法
仮歯が所定の期間中に取れるとことはあまりありませんが、不慮の外力や悪条件が重なることで場合によっては外れる可能性はあります。
インプラントの仮歯が外れてしまった場合、なるべくすぐに治療を受けた歯科医院にご連絡ください。もし長い期間放置してしまうと、噛み合わせの悪化や細菌感染リスクなど様々な悪影響が考えられます。
また、インプラント治療には高度な技術や設備を要するため医院によっては対処が難しいケースもありますので、基本的にはインプラント手術を受けた歯科医院で受診・対応してもらうことが推奨されます。
インプラント治療で仮歯を使用する際の注意点
ここでは、一般的な仮歯の使用上の注意についてご紹介します。患者様のお口の状態によっても細かい注意点は異なりますので、担当医の指示を守るようにしましょう。
仮歯中の歯磨きの仕方
仮歯は最終的な人工歯と比べると強度や耐久性が低いものですので、仮歯を歯ブラシで強く磨いてしまうと傷がついてしまったり、外れてしまう原因になる可能性があります。患部を傷つけないためにも優しく丁寧にお口の中をケアすることが大切です。
仮歯中の食事の仕方
仮歯は治療中に修正がしやすいよう考慮され作られているため、硬いものを噛むと割れたり欠けてしまったりする可能性があります。また、ガムなどの粘着力の強いものは食べた拍子に仮歯が取れてしまう恐れもあります。患部に刺激を与えないためにも、仮歯の期間中の食事には注意しましょう。
痛み・違和感が強いときの対処
治療期間中に痛み止めを飲んでも痛みが改善しない場合や、日が経つにつれて痛みや腫れが強くなってきた場合、傷口が細菌感染を起こしている可能性があります。また、仮歯の噛み合わせを少し調整することで痛みや違和感が軽減できる場合もありますので、我慢せずに早めにご連絡ください。
インプラントをご検討中の方へ(相談予約・カウンセリングのご案内)専門ドクターによる、痛みや仕上がりにも配慮した安心のインプラント治療インプラント治療の専門家医が在籍する東京の歯医者「千賀デンタルクリニック」には、歯を失ってお悩みの患者様が多数来院されています。当院では、一人ひとりの患者様の不安な気持ちに寄り添い、症状やご希望に合わせた最適な治療プランをご提案しております。実績ある専門ドクターが治療を担当いたしますので、「1本埋入」から「複数本・全部の歯の埋入」のインプラント治療、「手術の痛み」や「最終的な仕上がりが不安」という方も安心してお任せいただけます。ダブルドクターがインプラント治療を成功に導きます当院では、インプラントと骨が安定する埋入位置を見極める「歯科口腔外科医(インプラント専門ドクター)」と、最終の歯となる人工歯を快適に美しく仕上げることを得意とする「補綴担当医(被せ物や義歯の専門ドクター)」の2名の担当医が治療を行います。異分野のスペシャリストが密に連携をとることで、オペの安全性を最大限に高め、一人ひとりのお口に美しくフィットした歯を入れることを可能としています。そして、なるべく短時間で、かつ痛みや負担の少ない手術をご提供しております。「まずは診察や相談から」、気軽に当院へ当院で診察を受けたから必ず治療を受けなくてはいけないということも勿論ございませんので、「まずは診察や相談から…」という方も、ぜひお気軽に当院にいらしてください。そのお悩みを解決するために、ドクター・スタッフともに誠心誠意お応えいたします。記事の筆者情報 千賀 誓人医療法人誓栄会 理事長経 歴日本歯科大学 生命歯学部 卒業三井記念病院 歯科・歯科口腔外科 入職西新井医院 開院医療法人社団誓栄会 設立相模大野医院 開院分倍河原医院 開院巣鴨医院 開院南浦和医院 開院所属学会日本口腔外科学会認定医日本口腔外科学会総会 演題発表ストローマンインプラントセミナー開催顎口腔機能再建インプラント学会国際口腔インプラント学会 会員ICLSプロバイダー歯髄バンク認定医ストローマンインプラント公認インストラクターストローマンインプラントウェビナー講師
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